リブセンスの新規事業cospa(コスパ)の収益モデルと、集客モデル(SEO)は?

リブセンスの新規事業です。

cospa(コスパ)という名称の価格比較サイトで、率直に言えば、カカクコムにサービスを思いっきりぶつけてきた内容になっています。
 
 
cospa.png
 
 

価格や商品情報の取得は、オール自動システム収集家か、システム収集+人力チェックで行われているのかは分かりません。間違いないのは、企業がリブセンスに提供している情報ではなく、リブセンス側が自発的に情報を取得してる点です。

 
こちらについては、cospaのトップページに詳しく解説があります。文言も他社比較サイトに対して挑戦的です。
 
cospa(コスパ)は商品の最安値を紹介することを目指しています。
あの価格比較サイトよりも安い商品が見つかるのはcospaだけ。なぜなら、cospa以前の価格比較サイトは、そのサイトが提携している限られたECショップの価格だけを比較しているからです。つまり、価格比較サイトの「最安値」は、市場の本当の最安値ではないのです。
cospaは違います。お急ぎでなければ、ためしに他の価格比較サイトの「最安値」と、cospaが掲載する「最安値」を比べてみてください。cospaは情報の正確性・公平性を保つため、提携店舗の枠にとらわれないことにしました。インターネット上に掲載されたあらゆる情報を調べながら、その商品の世界一安い価格、本当の最安値を皆さんに紹介することを目指し続けています。
cospaは、最善の選択があたりまえの世界をつくります。
 
 

アクセスをどうやって集めるのか(SEO?)

 
cospaの集客は、おそらく、口コミと、SEO(検索エンジン対策)になることが予想されます。
WEBマーケッターの中では有名なのですが、リブセンスはSEOに滅茶苦茶強い企業です。
 
(参考)
『リブセンスSEO対策研究 営業利益率45%を超える上場企業の作り方』
 
おそらく、cospaが比較サイトとして、ものすごくたくさんの商品を扱えば、個別の「商品名+◯◯」という検索キーワードからアクセスを集めることが可能でしょう。
また、自動で商品を増やしていることから、扱う商品数も他社の比較サイトよりもたくさん取り揃えることができるのでその点でも有利です。
では、実際にどんなキーワードでアクセスを集めようとしているのでしょうか?
例えば、下記のWEBページのタイトルタグを見てみます。
 
「LED・プルレス OL251604TN
タイトルタグ:「LED・プルレス OL251604TN格安価格 - 価格の比較ならcospa」
 
 
Bluetooth3.0 マイク付きヘッドホン LBT-AVHP300NCBK
タイトルタグ:「Bluetooth3.0 マイク付きヘッドホン LBT-AVHP300NCBKの安い価格 - 価格の比較ならcospa」
 
 
USB-RGB3/D
タイトルタグ:「USB-RGB3/Dの激安価格 - 価格の比較ならcospa」
 
 
ネットワークカメラ VB-M40B (ブラック)
タイトルタグ:「ネットワークカメラ VB-M40B (ブラック)の格安通販 - 価格の比較ならcospa」
 
なんと、商品ごとに、組み合わせで狙うキーワードが変わっています!!
 
「価格の比較」は共通。
それ以外に、
・格安価格
・安い価格
・激安価格
・格安通販
 
といったように、上位表示を狙っているキーワードの組み合わせがそれぞれ異なります。
調べてみると、商品カテゴリーでは狙っているキーワードが統一されています。
省エネの可能性もありますが、基本的には、これはSEO上望ましい対応です。
 
すでに、カテゴリ毎に競争率などから上位表示が狙える組み合わせキーワードを仮説として設定しているのかもしれません。
それとも、ランダムでテストをしている段階なのかマーケッターとして気になります。
 
 
この手法は、スタートアップでWEBサイトを立ち上げる際にはかなり有効です。面白いです。
 
copasyohin .png
 

 

現時点での情報充実度は?

リリース直後ということで、当然、まだまだ情報が少ないです。ある程度調べてみましたが、リンク先の商品ページ(ショップサイト)が表示されない(壊れている)場合がある、商品数がまだまだ少ない、某王手比較サイトの方が最安値のケースがある、商品情報が少ないなどなど、ベータ版に近い感じを受けます。まだまだ、このままでは終わらないでしょうから今後が楽しみです。

某大手比較サイトは、平均価格の時間推移とか、やはり一日の長というか機能が豊富です。これに対してcospaがどうやって独自性を出していくのか気になります。

最安値情報については、当分は情報量と情報の正確な更新に苦労しそうですが、今のところ掲載無料なわけですから、某王手比較サイトに商品をだしている各店舗に営業をかけて情報をもらうことも可能性として想定できるので、ポテンシャルはあります。

なにせ、ただで掲載してもらえるんだから、店舗のスタンスによっては喜んで情報くれるでしょう。

 

収益モデルはどこにあるのか?

 
注目のcopaの収益モデルですが、現在のところは謎です。
各商品リンクをいろいろクリックしてみましたが、いまのところアフィリエイトリンクが貼られている様子はありません。
Amazonですら、アフィリエイトリンクを貼っていません。
GoogleAdsenseもなし。
 
ということで、まずは利益を考慮せず、トラフィックの増大に全力を傾けるという可能性が高いですね。
その後、広告モデルに移行するのか、まったく独自の事業体への変化を意識しているのか、別サイトとの連携を意識しているのか、今後がとても楽しみです。
 
リブセンスのビジネスモデルは、『成功報酬型』が今まで、ずっとメインでした。
ビブセンスのWEBサイトより
 
『成功型報酬』サービスとは?
 
こちらの、WEBサイトもその可能性が高いのですが、単純なアフィリエイトや、カカクコムのような掲載料金(クリック料金)以外で、どのようなモデルがあるのか、大変興味深いですね。