実名制Yahoo!知恵袋のQIXIL(キクシル)が面白い。ドMのためのサービスか。

 

QIXILって何だ?

 
しばらくクローズβ版で運用していたQIXILが一般オープンになったので、いろいろと使ってみました。
 
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QIXIL
 
 
QIXILの特徴は、一言で言うと、実名版のYahoo!知恵袋です。
質問に対して、実名で答えるという男気溢れる仕組みになっています。
 
 
割りと上手だなと思うのが、質問は匿名で投稿する仕組みになっていてそれに対して実名で回答していくという仕組み。
 
質問は、どうしても「人に知られず匿名で聞きたい」という方が多いので、ここだけは匿名をOKにして質問数を確保するという仕組みでしょうか。
 
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実名制サービスのメリット

 
実名で、回答に答えるというのは面白い発想で、例えば、「Yahoo!知恵袋」などである質問に対して回答が複数あった場合、本当に回答内容に信憑性があるのか疑問な場合もあるし、匿名だから誹謗中傷に近い回答も発生しやすいという問題が発生します。
「発言小町」などでは、か弱い女性が何も知らずに投稿すると、凄まじい勢いで燃えがるというとてもワクワクする世界が繰り広げています。
世はまさに大海賊時代。
 
QIXILは回答が実名なので、回答内容だけでなく「どんな人が回答したのか」というのがすごく重要になるし判断の参考になります。これはよいです。
 
例えば、資金調達についての回答をした時に「起業経験のある人」や「税理士」などが回答すればかなり信憑性があるし、「ニート」が回答してたらそれはどうなのよ?という話になります。匿名性だとその判別はしにくかった。
 
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ランキング上位者に有名人が

 
ちなみに、回答者にはレベルのようなものがあるようで、活躍中ユーザのランキングがあったので閲覧してみました。
20013年7月現在では、2位に伝説のネットウォッチャーであらせられる山本一郎先生がいらっしゃいます。さすがです。
 
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9位にサイバーエージェントの藤田晋さんもいます。その他、ネット業界で有名な人が上位にちらほらいらっしゃいます。
 
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QIXILのオツな楽しみ方

 
QIXILの真面目な質問に実名で全力で答えるというのも王道で楽しいのですが、私がとても感銘を受けたのは、どうしようもない恥ずかしい質問に実名で戦いを挑むという漢たちの姿でした。
 
 
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この質問に、実名で戦いを挑む者達が列をなしています。よい。とてもよい。
どうしょうもない低レベルな質問や、恥ずかしさ満点の質問に対して、実名で戦いを挑むというのが、QIXILの最も高度な楽しみ方であるようです。
私も回答しました。仕方がない。
 
最も支持の多い回答者の方は、「男性の気持ち」カテゴリのハイレベルユーザーでトップに出てきました。
全体のランキングでも15位に位置づけられています。
こういった方が好評化されるランキングシステムはとっても微笑ましく、拍手を送りたいです。
 
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危険地帯です。この質問に、実名で回答するのはかなりチャレンジャーです。
永久にネット上に、実名で恥ずかしいログが残るわけです。
 
「発言小町」がドSにとってたまらないサービスだとすると、「QIXIL」はドMにとってたまらないサービスです。新時代のサービスといえるでしょう。
 
「発言小町」や「Yahoo!知恵袋」などの匿名サービスが、ドMの質問者に対して、ドSの回答者がお仕置きをするサービスなのに対して、「QIXIL」は、ドSな質問者に対して、ドMの回答者が群がる仕組みになっているようです。
 
私は、クローズβ版からQIXILをチェックをしていましたが、オープン版になって衆目にさらされることになって俄然やる気がでました。
ありがとうございます。
 
 

QIXILのサービスとしての将来性

 
冗談はほどほどにして、QIXILのサービスについて真面目に今後を考えていくと、端的に質問の数と、回答数がどれだけ集まるかが、短期の指標になりそうです。
匿名の方が、回答が集まりやすいのか、実名の方が回答が集まりやすいのか。これは興味深いポイントです。
質問者にとっても誹謗中傷に近い回答を書かれる可能性が少ない実名者のコミュニティの方が質問しやすいという可能性もあるので、競争力があるかもしれません。
 
 
また、注目なのはこれらの質問や回答がGoogleやYahooの検索エンジンにどのくらい引っかかるのか。すなわちSEOの部分の潜在力です。
 
ドメインパワーは当然前提としても、Googleの検索エンジンのアルゴリズムが、Yahoo!知恵袋や、はてな人力検索などなど匿名の質問サービスよりも、こちらの実名制での回答をコンテンツとして高く評価するかどうかは興味深いです。
逆に、実名制での回答の文章そのものが、コンテンツとして検索エンジンに好まれるようなものになるのかというのは結構重要なのかなと。
これは、Google先生の頭の良さの判断基準にもなりそうです。
もちろん、QIXIL自体の内部施策などの部分も重要になってきますが。
 
たとえば、ランキング上位にいるような人は、facebookやTwitterなどでも影響力があるので、彼らが、回答をソーシャルでシェアしていくと、それだけでリンク効果(ソーシャルシグナル)で好影響がでるというのもありそうです。
 
 
その辺りの工夫と内部施策は重要に感じます。
QIXIL様には、日本中のドMのために、今後ともがんばっていただきたいです。